―「Next 有限会社ネビュラエキストラサポート」に対する、少女単体からの意見のまとめ―
※ご参考
ブログ「恋人が障害者までの道のり」内の関連記事
■劇団の「折り込み」システムに、もう、何の期待もしない(12/7)
■「恋人が障害者」のチラシは、なぜ拒否されるのか(12/5)
Nextが、企業として、「問題」や「揉め事」を嫌うのは必然で、それは社会人である私にも、理解できます。
ですが、それを差し引いて考えても、今回の問題に対するNextの対応は、あまりにもずさんという他なく、代表の郡山氏の態度にも、許しがたいものを感じています。
「Next社員アンケート」の「個人的見解」という位置付け、また、アンケート内の郡山氏のコメント、更に、郡山氏からのメールでも解るように、郡山氏は、自分の都合で「個人的」という言葉を使います。
このように、随所に渡って、「個人的」という言葉を出されてしまっては、では、何を根拠に「Nextの統一の意見」を信じればいいのか、まったくわかりません。
こういった態度から、Nextの責任逃れを感じます。
また、私は、Nextが「恋人が障害者」のチラシへあてた、「公序良俗に反する」という発言に、名誉を著しく傷つけられました。
そして、結局のところ、「なにが公序良俗に反するのか」という、「なにが」の部分、その結論を、Nextは「Nextの統一の意見」の中で、示していません。
ただ、なんとなく、「公序良俗に反する」という判断を出したとしか思えません。
そんな曖昧な判断で、「あなたのつくったものは、公序良俗に反する」と決め付けられては、たまりません。
また、Nextは、「公序良俗に反する」と発言しておきながら、行動では、結果的に、それを受け入れるという、矛盾した行動を取っています。
理由として、Nextは、ホームページにも記載されている規約において、「演劇関係のチラシであっても、公序良俗に反すると思われるデザインのチラシについてはお受けできません。」としています。
事実、私は、郡山氏から、最初に頂いた電話で、「恋人が障害者のチラシは、公序良俗に反すると判断したので、お受けできません」と言われましたし、社員アンケートでも、Nextの社員が「公序良俗に反する」という内容を書いています。
にも関わらず、Nextは、今回の「恋人が障害者」のチラシを、折り込み許可の下りた某劇団に、600部、折り込みしています。
(実際は、今後、この業者の利用を辞めようと思っていた矢先だったので、キャンセルしようと思っていたのですが、それを伝えるのが遅く、既に折り込みされてしまった後だったため、「意に反して、折り込みされてしまった」、というのが正しいのですが。折り込み料金は、もちろん、支払いました。)
そうであるのなら、「公序良俗に反する」との判断が間違っていたと認めなければ、理が通らないと思います。
それは、例え、「配布先に許可を取った上での行動」であったとしても、そもそものNextの規約自体に反する行動であるからです。
「公序良俗に反する」と判断したのであれば、今回の「恋人が障害者」のチラシを、先方劇団の許可に関わらず、全面的に断るべきです。
この行動には、矛盾を感じざるを得ません。
Nextは、どの段階で、「公序良俗に反する」との判断を、「そうではない」と変えたのでしょうか。
こちらには、何も明確に伝わっていませんし、その言葉を使ったことや、そう判断したことに対する訂正も、一切受けていません。
この言葉と判断を撤回しないのであれば、Nextは「公序良俗に反すると判断したチラシを受け入れた」ということになります。
そうではないのであれば、この「公序良俗に反する」という判断は間違っていたということになるか、または、Nextが矛盾した行動をとったかの、どちらかということになります。
どちらかをハッキリした上で、この言葉と判断の撤回をするか、自らの行動のずさんさを認めて頂きたいと思います。
また、Nextが、当方が希望した、折り込み先の劇団に対して、「公序良俗に反する」という言葉を使って、「恋人が障害者」のチラシを提示し、許可の確認を取ったのであれば、説明時に、その言葉を使ったことへの、訂正、及び謝罪を求めます。
―また、「公序良俗に反する」という言葉は、Nextが、最初は、「折り込み拒否」だった態度を、私の反論により、「その内容やデザインが配布先公演(劇場)の演出やコンセプトなどにそぐわない恐れがあると判断されたチラシは、公演主催者及び劇場主に対してあらかじめ折り込みの許可を申請しなければならない」
という方針に変えてきた後にも、まだ、使われていることを、明確にしておきます。この方針が書かれたメールに添付されていたのが、この、「社員アンケート」です。この中で、まだ「公序良俗に反する」という言葉が使われているのにも関わらず、Nextは、「恋人が障害者」の折り込みを同時に、受理しています。これも、「個人的な見解」で済まされるのでしょうか?―
また、今回の件で、Nextが出した結論
―「その内容やデザインが配布先公演(劇場)の演出やコンセプトなどにそぐわない恐れがあると判断されたチラシは、公演主催者及び劇場主に対してあらかじめ折り込みの許可を申請しなければならない」
―
これには、不当を感じます。
何を基準に、一折り込み代行業者であるNextが、「劇場、演出のコンセプト」を判断するのですか?
まず、それを、明確にして欲しいです。
それができないのであれば、請け負う「すべてのチラシ」を、事前に、配布先に提示し、折り込みの許可を取ることを義務付けなければ、不公平ではないでしょうか。
今回、少女単体がNextから受けた扱いは、不公平と言わざるを得ません。
名誉を著しく傷つけられた上、不当な扱いをされた、と感じています。
そして、それにより、表現の自由を阻害されたと感じています。
同時に、都合のいい時にだけ、「個人的」という言葉を使って、事態を曖昧にやり過ごそうとする、郡山氏という人物に、不信感を抱きます。
こちらが話す気さえおきなくなった、というのが本音です。
今回の件は、公開するべきか否か、随分と悩みましたが、たくさんの方に考えて頂きたい問題であると結論したため、ここに公開することにしました。
2006年12月16日
少女単体
主宰 苅谷文