ボディーブローな過去
2005年6月
6/30
今までにない創作意欲が湧いている。
絶対に収めなければいけないものがある。
人になんと言われようと構わない。
サイテー?上等だ。
絶対に撮る。
収めるまでは死ねない。
6/16
仕事三昧な毎日に、いい加減飽き飽きしている。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
いつも一人で部屋にいる。
壁の向こうで世の中が動いているようだ。
父親の顔面を蹴り飛ばしたい気持ちを押し殺し、ノートに世界を走り書きする。
人との話し方を忘れてしまった。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
あの人にそばにいて欲しいと思う。
が、「あの人」が誰なのかわからない。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
いつまでもこんなところにはいない。
3年後の今、自分はここにはいないだろう。絶対。
でもどこに?
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
政治の話がわからない。
歴史の話がわからない。
経済の話がわからない。
理論というものがわからない。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
世間話も、天気の話も、流行の話も、友達の話も、食べ物の話も、趣味の話もしたくない。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
劣等感を感じる場所に行きたくない。
劣等感を感じる人に会いたくない。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
物語なんか見たくない。
ドキュメンタリーも見たくない。
現代アート?なにそれ?
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
セックスをしない動物になりたい。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
自分以外の誰にもなりたくない。
眠ったまま目が覚めませんように。
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
これがこのまま続くなんて!
そんなときにみたいものといえば、少女単体。
パンクは死んだ。
今みたいのは、少女単体。
6/13
昨日は私の誕生日だった。
大好きな人が私の家に来てくれた。
わたしは相変わらずの嬉しさと興奮でうまく話せず、歯がゆさをかみ締めていた。
相手が私をどう思っていようと、関係ない。
やさしくされることが、ただ嬉しい。
生きていてよかったと思う。
オイラ、何にも持ってないけど、何かあげたい。
何かしたい。
何かできないものか。
何か。
6/5
約一年ぶりに風邪をひいた。
こんなに長い間、健康で居られたのは快挙だ。
病弱なオイラときたら、ことあるごとに寝込んでいたというのに。
それもそのはず、風邪をひいているヒマなどなかったのだ。
この一年間、本当に休む間がなかった。
「少女単体」から今まで、ゼロから一人で何もかもやってきた。
自分が倒れるわけにはいかなかった。
次第に、オイラの知らない人たちがオイラを知っているという環境ができあがっていったが、
どうして今のこの現状が成り立ったのか、理由はよくわからない。
オイラはただ、自分がおもしろいと思うものをやってきただけだ。
自分の思いとは裏腹に、とんでもない誤解を受けたり、知らない人間が自分のことを話していたり、
最初はそんなものに戸惑ったりもしたが、今となっては、どうぞご自由にといった感じ。
一年前と変わらないのは、誰にも心を開いてないということだけ。
今になって、一年分の疲れが出たみたい。
眠りたい。
ビデオテープやら、ノートやらが転がっている。
オイラ、何をしてきたんだ。