ボディーブローな過去

2005年4月


4/25
自分のプライベートを徹底して隠してきた私だが、それをやめたくなった。
少女単体という自分が勝手に創り上げた肖像が、今、私の手を離れて一人歩きしている。
少し疲れた。
少女単体から離れたい。

いや、疲れたというほど、何もしてないな。
単純に、嘘をつくのが面倒になったんだ。

苅谷文っていうのは、私にとっては紙相撲の紙で、本当の私は土俵の外をトントンと叩いているだけである。
よって、紙がいくらダメージを食らっても、私自身が傷つく事はない。
今まではそれでよかったが、今はそれに苦痛を覚えている。

そんな折、運良くある人との出会いがあり、私がそのままの自分で客前に出れるかもしれないという機会が訪れた。
「そのまま」、というのは語弊があるな。
第三者の眼が入る時点で、現実は虚構になるのだから。
「そのまま」ではないが、リアルという意味だ。
現実であれば、リアルとは言わない。
リアルは虚構だ。

まあ、とにかく、現在、少女単体から離れた仕事をさせて頂いているのだ。
完全な被写体としての自分。
まな板の上の鯉だ。
少し怖い。
でも、楽しい。

その仕事の公開はまだ少し先だが、少女単体の媒体で告知をするかしないか、迷っている。
捨てきれないものが、今の自分にはまだあるからだ。
だけど、私はきっと告知すると思う。
やはり、少女単体が大事だ。
離れられない。

4/22
言葉の使い方を忘れてしまった。
頭にある絵が掴まえられない。
夜になるとざわざわと浮かんでは泡になり、朝になると消える。
自分は最初からいかなったんだと気づく瞬間。
宇宙の果ても、この部屋も、同じ景色であるという真実。
昨日みた夢をまだ覚えている。

4/12
日々の暮らしで忙しい。

円盤が回る。
針はない。
何も聞こえない。
何も言えない。

4/3
もう何も考えたくない。